英語文化学科4年 尾野藍子さんが学会発表に挑戦しました

2018年2月11日、関西国際大学にて行われた関西英語教育学会(KELES)主催 第21回卒論・修論研究発表セミナーに英語文化学科4年の尾野藍子さんが参加し、卒業研究をポスター形式で発表しました。英語文化学科で教職課程を履修している尾野さんは、英語を外国語として学ぶ学習者(English as a foreign language: EFL)を対象に、文章にまとまり(一貫性)やつながり(結束性)を持たせるための研究を行い、英語ライティング指導に活かせる指標とリストを作成しました。具体的には、Coh-Metrixというツールを用いて結束性を量的に分析し、テーマ・レーマ構造分析を用いて一貫性を質的に分析しました。その結果、結束性や可読性が高いライティングにも一貫性がない場合があることを明らかにし、テクストに一貫性・結束性を持たせる方法を知っていることが、質の高い英作文を執筆する上で重要な要素だとの示唆を得ました。

尾野さんは初めての学会発表に緊張した様子でしたが、ポスターを掲示し、3回のコア・タイムに訪れる聞き手に研究の趣旨を説明し、質問に答えました。また、自身の発表以外で、他大学の学生の英語教育研究に関わる発表を聞くのも、質疑応答の様子を見るのも勉強になったとのことです。関西英語教育学会は毎年この時期に卒業論文・修士論文の発表の機会を設けています。発表分野は外国語教育のみならず、外国文学、言語学および関連分野とのことですので、来年度の卒業論文執筆者も、これから卒業研究(ゼミ)を履修する学生にもおすすめの研究会です。

4 5
「EFL学習者のライティングにおける一貫性と結束性」/尾野藍子(武庫川女子大学)

(ゼミ担当:川西慧)