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☆SMK英語情報局☆ 第32回 Recommendation の巻

こんにちは!SMK英語情報局です。

平昌オリンピックが終わってしまいましたね・・・。

今日はあの競技がある!と、毎日とても楽しみでした。

特に感動したのはカーリング女子の3位決定戦で、

それまで何試合も観て、インタビューで悔し涙の姿も見ていたので、

第10エンドで日本のストーンが真ん中に来たときには

嬉しくて泣いてしまいました(TT)

みなさんはどの競技で一番感動しましたか?

また4年後が楽しみですね☆

 

さて、前回まで3回にわたってロンドン話をしていましたが、

今回は「Recommendation」!

ということで、おすすめのを紹介したいと思います。

 

突然ですが、

武庫女の図書館では、本を借りると1日1つ、スタンプがもらえます。

そのスタンプを集めると個数に応じて景品がもらえるのですが、

50個たまるとなんと折り畳み傘がもらえるのです!

(他にもあります。詳しくは図書館までお尋ねください)

ということで、毎日こつこつ本を借りては読んでいるのですが、

先日読んだ本が面白かったのでご紹介します♪

広瀬友紀さん著の『ちいさい言語学者の冒険』(岩波書店)です。

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サブタイトルは「子どもに学ぶことばの秘密」となっていますが、

その通りの内容です。

子どもがすることばの間違いが、

なぜ起こるのかをわかりやすく説明されています。

大人が間違って使っていないのに

子どもが間違って使うことばってありますよね。

たとえば『となりのトトロ』のメイちゃんも間違えている、

とうもろこし」。(メイちゃんはとうもころしと言っています)

そんな言い間違いのことばの例がたくさん載っていて、

どうしてその間違いが起こるのか

言語学の視点から説明されています。

 

日本の子どもたちの例が多いので、

日本語の言語習得に関する例・説明がほとんどですが、

英語の言語習得に通ずるところももちろんあります。

また、第二言語の習得と重なるところもあり、

教員を目指している方は読んでみると面白いかと思います。

私も大学院で、第二言語習得について学んだのですが、

その時にでてきた用語がたくさんでてきて、

あ~そうやったそうやった、と思いながら読んでいました。

 

特に私がなるほどなあと思ったのは、

第4章の「ジブンデ!ミツケル!」です。

大人や周囲の人が喋っていることばを、そのまま真似しているのではなく、

自分でルールを見つけてことばを話している、ということが書かれています。

以下は第4章からの抜粋です。

 

「そのルールが、たとえ大人の文法としては間違っていても、当の子どもがそれでやっていけると思っている段階では、その反例となるような大人の正しい用例も、指導もスルー。ただし、新たな一般化規則が見出せそうであれば、また大人のことばを参考にしてみたりする。」(p.56)

 

自分で言語の中にルールを見つけて、というのは、

もちろん第二言語習得でも見られることなのですが、

ちいさな子どもでも、大人のまねっこばかりでなくて、

自分でルールを決めているということに驚きました。

 

他にも、著者のお子さんの言い間違いや、

その他お母さん方が見つけた言い間違いの謎を、

言語学を使って解明されています。

日々の子どものことばから、ちゃんと言語学に結び付けられて、

その間違いが起こった経緯を説明できる・・・

そんな風に私もなりたい!!!と読みながら思いました。

普段から、周囲の会話に注意して、新たな発見をしたいものです。

 

この本は全部で7章あるのですが、どれも長くなくさらっと読めます。

言語学の専門用語がでてきますが、

そのたびにわかりやすい説明がついているので、

言語学や教職の授業を受講していない方でも、

言語習得について理解しやすいと思います。

なにより子どものかわいい言い間違いが面白いので、

ぜひみなさん読んでみてくださいね♪

 

LLライブラリでも、

言語習得英語教員のための本をそろえているので、

みなさんぜひ読んでみてください!

 

以上、第32回 SMK英語情報局でした☆

 

編集:SMK