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☆SMK英語情報局☆ 第25回 “The Tale of Genji” の巻

こんにちは!SMK英語情報局です。

座ってパソコンに向かっていると足がめちゃくちゃ冷えるのですが、

みなさんはどう対処されているのでしょうか?

今も足だけ寒いです!オフィス用のこたつがほしい・・・。

 

話は変わりますが、わたしと局員Mさんは漫画好きで、

最近もMさんから『あさきゆめみし』という漫画を借りました。

源氏物語』を漫画にしたもので、

古典が大の苦手だったわたしにも、楽しく読めました。

高校時代、古典には全く興味・耐性がなかったので、

今さらながら『源氏物語』がどんなお話なのかを知ったのですが、

漫画で読むと今度は文章で読んでみたくなり、

批評や分析を読んでみたくなり、

そして英訳が読んでみたくなりました。

今回のテーマは、ずばり

The Tale of Genji」です。

 

調べてみると、Arthur Waley 訳と Edward Seidensticker 訳がヒットしたので、

早速その2つを図書館で借りてみました。

両方とも Introduction の章で、紫式部や平安文学などの説明や分析があり

そのあと Character の紹介があります。

英語話者向けに作られた本なので、詳しい説明が載っていて、

古典の知識不足の日本人にとっても、勉強になります。

 

Character 紹介が終わるといよいよ本文が始まります。

どの単語が日本語に対応するのかわかったり

どのように表現しているのかがわかったりするのも楽しいですが、

Waley 訳と Seidensticker 訳の違いを見てみるのもとても面白いです

どちらかというと Waley 訳の方が文語的で複雑な書き方で、

Seidensticker の方がさばっとした読みやすい訳です。

原文に忠実なのはきっと Waley 訳なのだと思いますが、

読みやすいのは Seidensticker 訳だと思います。

章のタイトルも2人とも違って、

Waley 訳では人名などはそのままローマ字表記でされていますが、

Seidensticker の方では人名も英語に訳してあります。

例えば、「夕顔」も Waley 訳では Yugao ですが、

Seidensticekr では Evening Faces となっています。

より意味がわかるように訳しているのだと思いますが、

人名はそのままでもいいような気もします。

それにしても、なぜ “faces” と複数形になっているのでしょうか・・・

局員Mさんに聞いてみると、

「夕顔」を花の名前としてとらえて複数形にしているのでは

と推測されました。

なるほど、わたしには「人の愛称」ということしか頭になかったので

まったく思い浮かびませんでした・・・

ただ、Google で調べると夕顔は英語で「bottle gourd」と言うそうです。

Mさん。。。

調査をつづけたいと思います!

 

こうして2つの英語訳を比べてみると、

同じ英語訳でも人が違えばこうも違うものかと、実感させられます。

テストや授業では、皆が習った文法や単語に従って、

同じ単語や文を書き、それが正解とされますが、

ひとつの事柄を伝えるための伝え方は本当にさまざまで

正解はいくつもあるものなのだと気づかされます。

ひとつだけの訳にこだわらず、

自分らしい英語が作れるようになるといいですね♪

 

The Tale of Genji を読んでみると、日本語の現代語訳を読んでいても、

自分ならどうやって訳すかなあ、と考えてみたり

ここの主語はいったい誰なんだろう、と思ったりするようになります。

日本語で書かれた小説などは、当然日本語で読めてしまうので

普通わざわざ英語で読んだりしないですが、

一度日本語を英語に訳したものを読んでみるのも価値アリですよ☆

 

LLライブラリには The Tale of Genji や、他の英語訳の小説などはないのですが、

自分のお気に入りの小説などの英語訳があるか調べてみて、

図書館で探してみてはいかがでしょうか^^

静かなLLライブラリで読むと、集中できておすすめです

 

以上、第25回 SMK英語情報局でした☆

編集:SMK